私が色覚補正眼鏡を使わない理由~効果、見え方への素朴な疑問


色盲色弱の方向けに売られている色覚補正眼鏡があります。

宣伝文句には色覚異常者の98%の人に色覚補正効果があるとされています。

本当なのでしょうか?

私はその眼鏡を試していませんので、なんとも言えません。

ただし、確実に言えることは、その眼鏡をかけたところで正常色覚の人間と同じ色の世界を見る事は絶対にないだろうと言う事です。

これは断言できますね。

例えば、赤色のカラーセロファンを通して、石原式検査表を見ると、私の目でも正解の数字が読み取れます。

これは赤色のカラーセロファンを通すことによって、私の目にも検査表の赤色のドットが際立って見えるからに他ありません。

検査表というのは主に「赤緑色盲」を検出するために作らています。

つまり、私のような色覚異常者が見えにくい赤系や緑系のドットを散らばらせて、石原式検査表は作られているはずです。

そこに赤色のセロファンをかざして見れば、当然、正解の数字が浮かんでくるのです。

色覚補正眼鏡は基本的にそのような原理なのではないかと私は思っています。

私は無駄金だと思っているので、色覚補正眼鏡を買おうとは思いません。

もう1つ、私が色覚補正眼鏡を買わない理由があります。

それは、色覚補正眼鏡をかけて、仮に信号機の赤と黄色の区別が若干つくやすくなったとします。

それはそれで素晴らしい事かもしれません。

しかし、それは自分の色覚が向上したわけではありません。

強度の色覚異常である私が、信号機の識別で困ることは色の区別が出来ないことだけじゃないのです。

それは何かと言えば、信号機のランプの光量が正常な人間より乏しく見えることです。

信号機の青、黄、赤のランプそのものが弱々しく見えているのです。

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ふつうに見ていても、信号機のランプが見えにくいのに、色覚補正サングラスをかければ、よりランプは見えづらくなります。信号機を私は基本的に位置で判断しているので、色の識別より、どのランプが点灯しているか見える方が肝心です。

さらに色覚補正眼鏡で、たとえ赤と緑の区別がしやすくなったとしてその他の色はどう見えるのでしょう。

これは想像でしかないのですが、逆に従来はよく見えていた青や黄色が、見えにくくなるという可能性はないのでしょうか。

赤フィルターを通して世界を見ると、青や黄色がおかしな色に見えます。

色覚補正眼鏡もそれと似ているのではないかと考えます。(実際に体験していないのでその辺りはなんとも言えませんが)

もちろん、私は色覚補正眼鏡にことをことさら悪く言うつもりはありません。またこの補正眼鏡を使うことにより、日常生活で不便を感じなくなった人もいるだろうと思います。

私は自分の目の状態を知っているので、使わないだけです。

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