色覚異常で困る子供の学校生活~美術や理科では配慮が必要

色が見えないことで学校生活、学業に支障が出ることは避けられません。

例えば学校の授業では黒板を使います。黒板は濃い緑色をしていますが、(私の目にはダークグレーに見えます)そこに赤いチョークで書かれてると、非常に見づらくなります。

教師がチョークの色を変えるということは授業のポイントを教えようとしているわけで、重要な箇所なのですが、それが見えないのは勉学にとって不利になります。

学校の教師は出来れば、色覚障害の子供がクラスに1人いるということに配慮してチョークの色は白と黄色を使って欲しいと願います。

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美術の授業は色盲色弱の子供に対するケアを

授業で一番苦労したのはやはり美術の授業でした。色がわからないので絵具が使えません。風景画を描く時は、下書きのデッサンは問題ないのですが、いざ色を塗る段になると、もうなにがなんだかわからなくなります。

困った私は、草木や葉はグリーンの絵具を、土は茶色の絵具を空は水色の絵具をベタ塗りしていました。

風景など見ていません。見てもどの絵具を使っていいかわからないのです。

当然、画は悲惨になり、美術の成績は悪くなります。

一度、写生大会の時に草木を緑色でベタ塗りしていたら、美術教師に頭を小突かれました。その時の季節は冬。草木は枯れています。教師は私がふざけていると思ったのでしょう。

私は「実は自分は色盲だから」とは言えませんでした。

色覚障害の子供は色を塗る前のデッサンだけで評価してあげるようにして欲しいと思います。

理科や社会、技術家庭でも不利に

美術の次に困ったのが理科でした。

特に理科の実験。

炎色反応が分からない。リトマス試験紙の反応がわからない。生物のスケッチがうまくできない、などです。

理科の授業がある日はとても憂鬱でした。

技術家庭で何か工作をする時も塗装なんかで悩んだ記憶があります。

あとは社会科。地図や棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどが色分けされていますが、正常色覚なら見やすいものも、私にはまったく不便でしかありませんでした。

子供が学業で不安を抱かないようにするためには必要なこと

学校での色覚検査が廃止になって、教師もクラスに色覚異常の子供がいることをあまり認識していないのではないでしょうか。

認識がなければ、当然配慮もありません。

とすれば、親が子供を守ってやる必要があります

色覚障害の子供を持つ親御さんはみずから担任に相談し、学業での支障や不利になる美術での配慮を事前に申し出ることが必要だと思われます。

私は小中高時代、自分が強度の色覚異常だと言うことで、学業のみならず、その他のことでもいつも不安を抱えながら学校生活を送っていました。

おそらく今の子供だって同じだろうと思います。少しでも子供の不安を取り除いてあげる、それが親と教師ら大人の役目だろうと思います。

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