子供の成績を上げるシンプルな方法~読書と成績の関係


子供の成績を上げるにはどうしたらいいか。

小中学生を持つ親御さんでそんな悩みを抱いている方は多いだろうと思います。

学校の成績は、本人が「やる気」になれば誰でも上がります。

つまり動機付け、モチベーションが鍵になりますが、それは子供がみずから「能動的に」気付かなければ意味がなく、第3者がいくら言っても効果ありません。

いわゆる「やる気スイッチ」を入れるのは難しく、なかなかうまく行かないのが現状です。

私は小中とオール3の成績でした。

自分的には勉強を怠けていたわけではありません。当時はそれなりに努力していたと思います。

しかし勉強が面白いとか楽しいとか感じたことはなく義務感だけでやっていました。

勉強嫌いな子供でした。

さらに私は基本的に暗記力も、物事の飲み込みも要領も悪い、勉強が出来ない典型的なタイプでした。

IQテストを受けても平均以下の子供です。

高校3年生までそんな感じで冴えない学校生活を送っていましたが、大学入試直前になって、あることがきっかけで、受験勉強を死に物狂いでやり慶應に合格しました。

底辺高から慶應合格した私の体験談~ビリギャルに誰でもなれる

私のような頭でも、真剣にやれば早慶は受かります。

私がやった受験勉強については別のところで書こうと思います。

底辺校から慶應へ②~受験勉強の方法と心構え

大学時代にアルバイトで家庭教師や塾の講師をやりました。

私が教えていた子供は難関進学校を目指す優等生ではなく、どちらかと言えば勉強ができない落ちこぼれの子供達でした。

私はなんとなく彼らが気持ちがわかります。どうして勉強ができないかもわかります。

私は彼らに

「自分も小学校、中学校の時は成績は悪かったんだよ。でも大学は慶應に入れたんだから、君たちにだって出来るんだよ」

と事あるごとに言ってあげました。

その言葉でやる気を出す子もいますが、それはごく少数で、しかもそのやる気が1年後にはほとんど消えています。

それでも私は子供達が高3の受験期になって、私の言葉を思い出し、受験に奮起してくれるきっかけになればそれで充分だと思っていました。

「本を読む子は勉強ができる」は真実

子供達に勉強を教えていて、ひとつ気付いたことがあります。

それは本好きの子供は比較的勉強が出来るということです。

読書と勉強の関係については、昔から

「本を読む人間は成績も良いのではないか」

と言う事が言われていました。

読書は何でも構いません。推理小説でも海外文学でも、ライトノベルでもいいんです。

読書そのものは直接、学校の勉強とは無関係ですが、どういうわけか本好きの子供は放っておいても自発的に勉強します。

本好きの子供には「やる気スイッチ」を押してやる必要がないのです。

何故でしょうか?

その訳は簡単です。

国語、数学、英語、理科、社会・・・あらゆる教科の基本にあるのは「日本語力」なのです。

当たり前です。すべて日本語で教え、学ぶからです。

そして勉強は教科者や参考書を「読む」ことにあります。

教科書を読んで、その内容が理解出来なければ勉強が出来るわけないのです。

これは数学や英語のような教科でも同じです。

数学には「文章題」があります。

勉強が出来ない子は、この文章題を理解することが困難なのです。つまり数学の問題を解く以前に「問題を理解できない」のです。これでは解けるわけありません。

英語でも同じです。

英語の長文読解などは、英単語などわからなくても、前後の文脈で内容を把握します。この際に読書好きの子供には簡単に文脈を読み解く力が備わっています。文章慣れしているからです。

さらにこういうケースもあります。

環境問題に関する英文が出題されたとします。

この時に、あらかじめ環境問題に精通している子供とまったく知識のない子供だったら、同じ英語力を持っていたとしても、環境問題に精通している子供の方が圧倒的に高得点を取るでしょう。

精通と言っても、環境に関する本を読んだ事がある、程度でいいのです。それだけで大きく違うのです。

読書の利点はまだあります。

読書をするという行為そのものが、脳を活性化させ、集中力を養う訓練になっています。

これは漫画やアニメでは効果が薄くなります。文字で読んだ物語を、自分の頭のなかで構築する作業がとても良いのです。

私はと言えば、本をまったく読まない子供でした。

だから勉強にも集中できませんでした。日本語力がなかったのです。

子供が本を読まないのは親が読まないから

子供を本好きにさせるのは簡単です。

それは親が本を読めばいいのです。

リビングにたくさん本がある家なら子供は自然に本を手に取ります。また親が本を読んでいれば、子供は興味を持ち、同じ本を読もうとします。

親が居間でテレビしか見ないのであれば子供だってテレビしか見ません。パソコンばかりやっていれば子供も同じです。

親がテレビゲームに夢中になっているのに子供が読書するはずないのです。子供は親の鏡なのです。

子供が5歳ぐらいまでなら、母親が本を読んでやると子供は夢中で物語に入り込みます。

寝る前に母親から本を読んでもらった子供の多くは本好きなるのです。

子供を本好きにするには、親が環境を整えてやればいいのです。「本を読みなさい」なとど言ってはいけません。それをやったら逆効果です。

読書は子供の成績を上げるために出来る、とても簡単な方法だと私は思います。

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