私のパニック障害体験談③~原因の追究と完治について


パニック障害のその後の経緯について

前回の記事はパニック障害の治療を心療内科で始めた事を書きました。

私のパニック障害体験談②~病院、治療法について

薬を飲み始めてから、パニック発作は起こらず、予期不安もほぼなくなりました。

その後、半年間は処方された薬を飲みました。

半年後からは徐々に薬を減らしていきました。

1年後には薬はまったく飲まなくても大丈夫な日が半分に増え、さらに半年後には不安感の強い日だけ飲むようにしました。

2年が経つと、ほぼ薬なしでも発作や予期不安が出なくなり、完治に近い状態になりましたが、まだ頓服用の抗不安薬は手放せません。

おそらく完治というのは日々の暮らしで「パニック障害」のことなんかすっかり忘れて過ごすようになる時だと思います。

それにはもう少し時間がかかるかもしれません。

思えばパニック発作を過去にも起こしていた!?

私の場合、パニック障害をその時初めて起こしたわけではないかもしれません。

振り返ってみた時、似たような症状が何度かありました。それが一過性で治まっていたので気にも留めなかったのです。

・車を運転中にひどい渋滞に巻き込まれ、気分が悪くなったことがあった。

・料理をしている時、スライサーで指を切り、出血が止まらなかった時。

・朝の満員電車に20分ほど乗っていた時に、吐き気と眩暈がしたことがある。

・閉所恐怖症で、MRI検査の時、気分が悪くなった。

・ご飯を食べている時に喉に少し詰まらせた。わずかの時間だったが、このまま窒息するのではという恐怖感が襲いかかってきた。

過去に起こしたこれらの事はパニック発作の短い(あるいは軽い)バージョンで、一過性だったので、気にも留めずやり過ごしていたのかもしれません。

パニック障害と色覚異常の関係

私は気質的に元来パニック障害を引き起こしやすいタイプの人間だったと思います。

色覚異常と対人関係係~他人との会話で困ることはあるか?

のところでも書きましたが、色覚障害があることで、自分では意識しないまでも「対人恐怖症」になったり、人とのコミュニケーションを避ける傾向があったように思います。

他人に自分の色覚異常を知られたくないという気持ちが、ストレスとなって他人を自然と遠ざけるようになることもありました。

つまり、私は自分が色覚異常ということで、子供の頃より、日々の日常生活でかなりストレスを抱えながら、生きてきたように思います。

パニック障害を誘発した遠因が、自分の色覚異常にあるということは私自身も薄々感じていました。

このことは心療内科でカウンセリングを受けている過程でも医師に指摘されたことです。

もちろん、それだけではないでしょうけど。

現代社会のストレスの半分は対人関係だと言われています。

そういう意味ではそれぞれの人がそれなりにストレスを抱えて生きています。

ストレスフリーの生活ならパニック障害なんて起きません。

しかしそんな事は土台無理な話ですね。

パニック障害は必ず完治します

パニック障害は必ず治るという医者の言葉は真実だろうと思います。

私自身もそれを今、実感しています。

というのは、パニック発作を5回、10回と繰り返していくうちに、そのことに体が慣れてくるのです。

つまり何十回もパニック発作が出ても、今現在、なんでもない自分が存在する、ということが頭ではなく体で分かってくるからです。

パニック発作を起こした時は、本当に今この場で死ぬのではないかという恐怖が襲ってきます。だからパニックになるわけです。

しかし、この恐怖を何十回か経験しても自分は死にません。その純然たる事実が、パニック発作の恐怖を薄め、次第に無効化してくれるのです。

これを頭ではなく体で理解した時、パニック発作は完治します。

もう薬なんか必要なくなるのです。

だから今、パニック発作で苦しんでいる方も安心してください。

必ず治りますから。

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