マインドフルネスでパニック障害を治す方法


3年前、私がパニック障害になって苦しんだことは書きました。

私のパニック障害体験談

パニック障害は薬で抑えられますが、薬を飲んで症状を抑えている間は治ったことにはなりません。

そこでパニック障害を治す方法の1つとして、私はマインドフルネスが有効ではないかと思い実戦してみました。

参考にしたのはこちらの本。

吉田昌生氏の『~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門』です。

文章が読みやすく、初心者にもわかりやすい解説になっています。

また、付属のCDを聞くことにより簡単に「瞑想」へと導いてくれます。

マインドフルネスとは何か?

マインドフルネスはヨガや禅の瞑想から来ています。

ヨガの達人や禅のマスターは、座禅を組んで瞬く間に深い瞑想に入ることが出来ます。

この深い瞑想に入っている間、心は平穏であらゆるストレスから解放されています。

心は、深い森にある湖のように波ひとつ立っていない穏やかな状態です。かつ、全神経は一点に集中して研ぎ澄まされた状態。

この2つを維持している状態がマインドフルネスです。

こう言うと、相当な修行をした人間にしか身に付かない特別な技法のように思いますが、そんな事はありません。

マインドフルネスはもう少し砕いて言うと、

「今、自分の目の前にある事柄に、雑念にとらわれずにひたすら集中している状態」

ということになります。

これなら日常生活で誰でも経験していることではないでしょうか。

例えば、好きなゲームに集中して飲まず食わずトイレにも行かず、ふと気が付いたら6時間も経っていた、とか、プラモデル作りに夢中になって夜更かししたとか、もう少しで解けそうなクイズを必死になって考えている瞬間とかもそうです。

そういう時は、それだけに集中しています。よそ見もしないし雑念もありません。心がそのことだけに向いています。

それがマインドフルネスです。

しかし、普通に過ごしている時、人はそのマインドフルネスの状態とはほど遠い精神状態でいます。

頭の中には絶えず色んな雑念が沸いてきます。たいていはネガティブなものです。後悔や他人からの評価、愚痴、将来の心配事などが次から次へと浮かぶものです。

私のようにパニック障害になりやすい人は、「恐怖や不安」を抱えながら生活をしています。

何をするにも、不安感がつきまとい物事に集中できないことが多々あります。

マインドフルネスは、パニック障害やうつ病など心の病の治療に非常に効果的であることが知られています。医療機関によっては実際に精神疾患の治療にひとつとして取り入れられています。

私が実践したマインドフルネスのやり方

マインドフルネスの基本は瞑想(呼吸)です。

別に座禅を組む必要はありません。目を瞑って(瞑らなくてもいい)自分の呼吸に意識を向ける、ただそれだけです。

ただそれだけですが、これがなかなかうまく行きません。

上記の本を読むのが良いと思いますが、NHKで紹介されたマインドフルネスの実践法がありますので、ご参考に。

マインドフルネスは毎日10分でも15分でも続けていくうちに会得していくものです。

ストレスがない人間はいませんが、マインドフルネスを自分のものにしてしまえば、ストレスに対処でき、人生の苦痛から救ってくれるのです。

マインドフルネスの原理を取り入れた実践法

マインドフルネスは「今目の前にあることに集中すること」です。

おそらく瞑想よりも、簡単にできるマインドフルネスは日々の生活にあります。

例えば読書

活字を読むことは、そのままマインドフルネスにつながります。雑念があったら、本は読めません。内容を理解できませんね。

ある小学校では児童に毎朝15分だけ読書の時間を作っています。そうすると学習能力が上がるのです。

読書は最良のマインドフルネス実践法です。

日常生活に取り入れるマインドフルネスの意識

時間を決めて、「さあ、これからマインドフルネスをやるぞ」と瞑想をしなくても、マインドフルネスをいつもの日常生活の行動と結びつけることで、その効果を実感出来ます。

これは簡単なことで、誰にでも出来ます。

少し例を挙げてみます。

■ご飯を食べる時はゆっくりと味を噛み締めながら食べる(味、香、食感に全神経を集中して食べる)

■ウォーキングをする時は、音楽を聴かない。足の運びと呼吸、見えている視界に神経を向ける。

■運転している時も音楽をかけない。運転することだけにひたすら集中する。

■掃除をする時は掃除だけに集中。

■テレビで映画を見る時も、映画館でお金を払って見ている気持ちで観る。

■お茶やコーヒーを飲むときも、ワインをテイスティングをするようにじっくりと味わう。

とにかく、どんな些細なことでも、今やっていることに集中するように心がけるのです。

これらのことは意識さえすれば、この瞬間から誰にでも簡単に始められます。

マインドフルネスは難しくありません。

難しいのはそれを続けることなのです。

私は自分のパニック障害の克服の一貫としてマインドフルネスを実行しています。

その効果は自分でも実感しています。

ぜひ、みなさんも挑戦してみてください。

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