小さな学習塾が成功するのに必要なたった2つの事


小さな学習塾(町塾)でも成功する~カギはそろばん塾にあり

学習塾を個人経営する際の最大のメリットは開業資金、ランニングコストがかからない点というのはこちらで書きました。

学習塾は最もリスクがない起業か~30年経っても潰れない町塾

個人が起業するにあたって、そのビジネスが大化けするかどうかの要素に元手がかからない、コストがかからない、という点があることは、シンプルですが重要なことです。

しかし、ビジネスが成功するにはそれだけではダメで、学習塾の場合でもある程度、生徒を集めなければなりません。

私は小学生の頃、もうひとつ習い事をしていました。

そろばん塾です。

デジタル時代になり、そろばんを習う子供は一時激減しましたが、最近、また増えてきているそうです。

意外な気がしますが、そこに小さな学習塾でも生き残れるヒントがあると思います。

時代に合った切り口で復権を遂げたそろばん塾

30年前、私が子供の頃、まだ多くの子供が「そろばん塾」に通っていました。

昔から、「読み書きそろばん」と言われるように、最低限その3つが出来れば、食うに困らない、と親が思って子供に習わせたのでしょう。

しかし、今や電卓、PC、スマホが溢れるデジタル時代。そろばんなんて出来なくてもまったく問題ない社会になりました。

したがって、一時そろばん塾もほとんど潰れ、誰も見向きもされない存在になったのです。

しかし、ここ最近、そろばん塾は増えているそうです。

その理由は何故か?

そろばんは子供の右脳を鍛え、学習能力を高めると評判に!!!

東洋経済の記事にその秘密が書かれていました。

斜陽の「そろばん塾」がにわかに増えた舞台裏

そろばんは、現代社会ではまったく役に立たない技術ですが、今そろばんを習っている子供は珠算の1級の資格を取ることが目的ではありません。

そろばんを習っている子供たちの目的は「右脳」を鍛え、学習能力を上げることにあります。

そろばん塾に通う子供は、珠算2級に合格すると、それ以上は進まず、ひたすら「フラッシュ暗算」を鍛えます。

時折、テレビでも「暗算の天才児」みたいな子供が紹介されますが、あの神業の基礎はそろばんにあります。

頭の中でそろばんの珠を弾いて計算しているのです。

「右脳を鍛え、IQを高める」

これを売りに『そろばん塾ピコ』は急成長しました。

しかし、そろばん塾ピコがブレイクした本当の理由はこの売りではなく、こちらの宣伝だろうと思います。

そろばんは、『京大生の半分が経験した習い事』

親は子供が頭が良くなるかもしれないと思い、そろばん塾に通わせるようになったのです。

つまり

<そろばんを習うと右脳が活性化> → <頭が良くなり京大に入れる>

ではなく、

<京大生の半分がそろばんを習っていた> → <そろばんは頭が良くなる>

が効くのです。

右脳の話は最後の理由付けということになります。

町塾の成功に必要なのは独自のメソッド+口コミ

上のように保護者を惹きつけるには、新しい切り口(独自のメソッド)とそれを裏付ける何かになります。

新しい切り口は、色々あると思います。たとえば勉強法は人それぞれ、千差万別です。

私の学生時代の勉強法ひとつとっても人とは違っていました。教え方の切り口はいくらでもあると思います。

そしてその切り口を裏付けるものは、やはり実績だと思います。

ただ実績に関しては、大手の学習塾のように何も「有名進学校へ何人合格した」という宣伝は必要ないと考えます。

そうではなく、町塾にとって大切な実績は口コミでしょう。

それもその町塾がある小さなコミュニティ内での口コミです。

あそこの塾に通うようになって落ちこぼれただったけどクラスで真中にまで上がった、大手塾より先生が親切に教えてくれる、子供が積極的に勉強するようになった、と言う風な、あそこの塾は良いらしい、という母親の口コミが最大の武器になるのです。

いつの時代も我が子の教育に母親は大きな関心を抱いています。

その視点に立てば、町塾(小さな個人塾)にも充分勝算はあると考えます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする