底辺高から慶應合格した私の体験談~ビリギャルに誰でもなれる


画像元:wikipedeia

私は子供の頃、勉強が苦手でした。

そもそも地頭(じあたま)がよくありません。

物覚えが悪いし、頭の回転も遅い。

IQテストのようなものを受けても平均以下です。

したがって学校の成績もパッとしませんでした。

しかし、根が真面目(自分で言うのもアレですけど)なので、テスト勉強だけはやります。

勉強はやるのですが、ダラダラと続けるだけ。時間だけはかけるのに集中力がないので身につきません。

教科書や参考書を読んでいるだけでいつも眠くなるパターンです。暗記力も悪いので、何度繰り返し読んでも、ノートに書いても覚えられませんでした。

ただし数学だけは好きで、成績も比較的良かった。

中学の成績は真中辺り。

通知表はほぼオール3で、数学のみ4か5を貰っていました。

進学した高校は普通科ですが、そこの卒業生の進路は半数以上が就職か専門学校。

大学進学者のうち、地方の国立大学に合格するのは数十人。後は私大です。

東大や京大や早慶への合格率はほぼゼロの高校。

いわば、底辺校でした。

私が底辺高校から慶應大学に合格した理由

当初目指したのは駅弁大学の建築学部

私は高校でも、中学と変わらないパッとしない成績で1、2年を過ごしていましたが、3年生になって大学進学を意識して少しずつ受験勉強のようなものを始めました。

予備校の夏期講習に申し込んだり、評判の英語や数学の受験参考書を買い揃えたりしました。

その時、私には一応将来自分が何になりたいかの夢がありました。

建築家です。だから建築学部です。

希望としては地方の国公立の建築学部。

ダメなら地元(愛知)の私大の建築学部です。

地方の国立大学は駅弁大学とも揶揄されますが、私にとってはもちろん高嶺の花です。

私大の方でさえ現役では受かる気はしませんでした。

浪人すれば何とかなるかな、ぐらいには思っていました。

色覚異常のせいで受験資格がないと判明し地獄の底へ

高3の秋の事です。

希望する大学の募集要項を取り寄せ、それを読んで、受験資格の欄を確認した時のショックはいまだに鮮明に記憶に残っています。

「色盲不可」

という四文字。

まさに地獄に突き落とされた気分でした。

当時(1990年前後)は大学入試において色覚制限があったのです。

(現在は全廃されていますのでご安心を。色覚障害の大学選びについてを参照に)

詳しく調べてみると、理系学部のほとんどに色覚制限がありました。

条件は学部によって少しずつ異なっていました。医学部、薬学部、繊維学部などは「色覚は正常である事」とはっきり明記されていましたが、工学部などは「色覚異常不可、色弱はOK」とか「色盲不可、程度によっては許可」とかありました。

私の場合、生まれつき強度の色覚異常なので、どのみち色覚制限のある学部は、はなから受験資格がありません。

建築学部を受けることも出来ません。

私はスタートラインにさえ、つけなかったのです。

自分は人間として不良品だと言うラベルを貼られた気分でした。しばらくショックで何もする気は起きませんでした。

門前払いされた怒りが慶應合格の原動力に

高校3年生の秋の段階になって、私は自分が建築学部を受験する資格がないと知りました。

大学受験をするなら、もう私の選択肢は2つしかありません。

1つは、色覚異常でも受験資格がある理系学部を受けることです。当時色々調べてみたら、数学科や物理学科など理論系なら色覚制限はありませんでした。

もう1つは、文転(文系に転向)することです。

私は迷いませんでした。

すぐに文転する事を決めました。

理数系の方が比較的得意でしたが、私の学力レベルなんか知れています。

文系を一から始めても大差ないと思ったのです。

私が理系を選んだのは「建築家」になりたかったからで、それ以外の理系学科には興味ありませんでした。

一年浪人覚悟で文系の大学の挑戦を決めました。

その時、決意したのは自分では絶対に手に届かないような有名大学に入ってやろうと言う事です。

なぜそう思ったか?

18歳の高校生だった私の内にあったのは「怒り」でした。怒りでしか前に進めなかったのです。

人間が平等に生まれてくるなんで嘘だ。

現にオレには行きたい学部、なりたい職業に挑戦することもできないじゃないか。

この際、文転するなら、最低でも早慶に入ってやる。

それがせめてもの憂さ晴らしだ、そんな気持ちだったと思います。

1年浪人した後、慶應の経済に合格できたのは、その「怒り」が強いモチベーションになり、奏功したのです。

私の高校から慶應合格者は学校史において3人だけだと聞いています。

実際に私がどのような受験勉強をしたかについては以下に書いています。

底辺校から慶應へ~受験勉強の方法と心構え

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする