難治性の顔面麻痺を改善する方法~ガム噛みの効果

私は5年前に発症した末梢性顔面麻痺が重症だったこともあり、顔面麻痺が完治していません。

顔面麻痺の治療に失敗した私の体験談

発症から1年以上経過すると、顔面麻痺の回復はあまり期待出来ないのが現状です。

しかし難治性の顔面麻痺状態になっても、まったく回復しないかと言えば、そうとも言い切れず、改善の余地は残されているように思います。

私の場合、ガム噛み運動という方法を試してみたところ、麻痺の改善に一定の効果があったので、それをご紹介したいと思います。

顔面麻痺の改善に有効なガム噛み訓練について

発症から時間が経過してしまった、難治性の顔面麻痺の治療法についてネットで検索したら、医療系サイトで以下のような記事を見つけました。

 「CGex(CIセラピー応用)実施後の末梢性顔面神経麻痺の改善効果について」

という題で書かれたこの記事の内容は、CIセラピーが末梢性顔面麻痺に有効だと言う事が実際の症例を基に書かれています。

CIセラピーというのは、顔面麻痺の患側の集中的な使用によるリハビリのやり方のようです。

その1つのやり方がガム噛み訓練だそうです。

やり方について以下のように書かれています。

CGexは健側の運動制限をしない代わりに患側にてガムを噛み、三叉神経支配の咀嚼筋運動を利用し、口角引きや閉眼運動を意識することで患側の顔面筋を強制使用するといった、CIセラピーの原則を取り入れた運動療法である。

開始時は口角引きと共に閉眼運動も意識し、眼輪筋の患側の強制使用を促すが、異常共同運動の出現を注意しながら実施した。注意点は、口角引き時に患側の閉眼運動が誘発され共同運動を招き易いため、口角引きと閉眼運動は別々に実施した。

つまり麻痺側の歯の方でガムを噛むという訓練です。

注意点として、ガムを噛む時に麻痺側の目が閉じないようにします。目が閉じそうになったら視線を上に向けてガムを噛む、というものです。

ガムを噛むことで咀嚼筋(三叉神経)を動かし、麻痺した顔面神経に自然と刺激を与えます。

三叉神経はこめかみにある神経ですが、顔面神経の一部であり、かつ患部である耳の後ろの顔面神経のすぐ近くです。

したがってこの三叉神経を動かすことは、末梢性顔面麻痺の回復に有効だと思われます。

実際にガム噛み運動をやってみたら、効果あった

私がガム噛み運動を始めたのは、顔面麻痺が発症して約1年が経過した時です。

私の顔面麻痺の回復はその頃にはまったく期待が持てない状況でした。また無理に顔面運動をしたツケである、共同運動の後遺症が出始めた時期でもありました。

共同運動の後遺症が強くなると、口を大きく開けたり閉じたりするリハビリが出来なくなります。

しかしガム噛み運動ならその心配は要りません。

それで、1日1時間、共同運動に気を付けながらガムを噛み運動をしてみました。

すると1ヶ月、私の顔面麻痺の状況は以下のように変わりました。

・口笛は吹けたが、メロディを奏でることが出来なかったのが、出来るようになった。

・うがいの水をうまく吐き出せるようになった。

・麻痺側の耳は高い音が響いたが、それが軽減した。

・目の閉じが若干良くなった。

・少しだけ麻痺側の鼻の穴を膨らますことが出来るようになった。

・なんとか頬を膨らますことが出来るようなった。

ガム噛み運動は私の顔面麻痺に効果ありました。発症から時間が経過した難治性の顔面麻痺でもある程度有効のようです。

とは言っても、それにも限度があるようです。

その後3か月ほど続けましたが、それ以上は良くなりませんでした。

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