顔面麻痺/ベル麻痺の体験談~突然口も頬も動なくなる


ある日突然、右側顔面麻痺になってびっくりした!!

5年前のちょうどこの時期(4月の頭)に私は突発性の顔面麻痺に罹りました。

本当に突然なので、かなり驚きました。

夕飯の時です。ちょうど寿司を食べていたのですが、握り寿司を口に運んで食べようとしたら、口からこぼれて食べられませんでした。

左の頬も口もまったく動きません。

最初、脳裏に浮かんだのは「脳梗塞」です。

正直「ヤバイ」と思いました。

脳梗塞だと一刻を争うのではないか。救急車を呼ぼうかとも思いましたが、左の顔面以外は左手、左足も動かせます。言葉はうまく喋れませんが、それは呂律が回らないからではなく、左の唇と頬が動かないせいです。

それで、とりあえず近くの緊急病院に電話をしてみました。その日は土曜日の夕方です。緊急病院しか開いていません。

電話で症状を告げると、

「うちではMRIがないので大きな病院に行ってくれ」

と言われました。

となると隣の市の市民病院しかありませんが、土曜なので急患しか受け付けてくれません。

結局、自己判断で大事には至らないだろうと考え、月曜日に市民病院に行くことにしました。

しかし結果的に、この判断は賢明なものではなかったと少し後悔しています。

月曜日に病院に行って、末梢性顔面麻痺と判明

顔の左半分がまったく動かなくなってから、2日後、翌月曜日に市民病院に行きました。(この時点で発症から40時間経過しています)

最初は何科に行っていいかわからず、脳神経科の受付に向かいました。

問診表を書いて受付に提出したら

「耳鼻科に行ってください」

とのこと。

たぶん、書かれた症状を見て「末梢性顔面麻痺/ベル麻痺」だとわかったのでしょう。

末梢性顔面麻痺は専門は耳鼻科になります。

耳鼻科の医師に

「発症前に、どこか兆候ありませんでしたか。例えば味覚がおかしくなるとか、耳の後ろが痛くなるとか」

と訊かれました。

考えて見たら、思い当たりました。

前日の金曜日に左目から涙がポロポロ出て止まらなかったのです。おかしいな、と感じていました。

その時は気付かなったのですが、左目の瞬きが出来ていなかったのです。

診察では、顔面麻痺がどの程度なのか、検査が行われました。

柳原法というテストでスコア(点数)をつけます。

おでこに皺が寄るか、眉毛は動かせるか、鼻は動かせるか、口をイッーと出来るか、瞬きは出来るか、などです。

私のスコアは最低レベルでした。

いわゆる完全麻痺です。

医師から、こう告げられました。

「完治する確率3割、まったく治らない確率3割、不完全なままの確率4割」

その日から2週間ステロイドの点滴と投薬治療を受けました。

医師からは入院を勧められましたが、仕事があるので、通院することにしました。

しかし、この選択は後から考えたら間違っていたかもしれません。

私は顔面麻痺の治療の初動で、2つの間違いをしたのです。

このことは5年経った今でも悔やまれます。

実は私の顔面麻痺は今も治っていません。ひどい後遺症に悩まされています。

顔面麻痺を発症した方のために、私がどのような間違いをしたのか次の記事で述べたいと思います。

顔面麻痺の治療に失敗した私の体験談~共同運動の後遺症について

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする